前書き
26年8月に、3回目のゾンビランドサガの聖地巡礼を行ってきました。
新しく設置された第4弾マンホールに加え、これまで行ったことのない場所に色々と行ってきました。
色々とありましたが、自分の感じたことや、思ったことをつらつらと書き連ねていきます。
来年のSAGAアリーナライブの前哨戦のような、そんな気持ちで巡りました。
3日目
七ツ釜
3日目最初は七ツ釜に向かった。
宿泊先を9時前に出て下道で走って七ツ釜へ。
七ツ釜は玄界灘側にあるので、目的地に近づくにつれて、道路の両脇に木々がかなり生い茂ってくる。
「やっぱり自然豊かな場所にあるんだな」
と思いながら運転する。
九州で岬や港など、海沿いの場所へ向かうと、こういう自然の中を走る道が多い。
「ああ、ちゃんとそういう場所に向かってるんだな」
と感じながら、駐車場へ到着。

先客は3~4組ほどだった。
車を降りて歩いていくと、ルートが二つに分かれている。
足腰が強い人向けのルートと、足腰が弱い人向けのルート。
当然、自分は足腰が強い人向けのルートへ。
5分ほど歩いたところで、まず一つ目の展望スポットに到着。
目の前には北側の海が広がっている。
「うわー……」
やっぱり海っていい。
七ツ釜へ向かう道中からそうだったが、海が近くにあるだけで、なんとなくテンションが上がる。
潮の香り。
波の音。
暑いはずなのに、その海の音や雰囲気が暑さを少し忘れさせてくれるような感覚。
こういうのが海の良さなんだろうなと思う。
ただ、ここから見ても「七ツ釜」という感じではない。

地図を見返してみると、どうやら展望スポットが3か所ほどあるらしく、ここはその一つ目。
まずは海を眺めるための場所という感じだった。
さらに奥へ進む。
すると、いよいよ「ザ・七ツ釜」という場所に到着。

ここには先ほどよりも人が多かった。
そして、目の前に広がる岩の景色。
波によって長い年月をかけて削られた岩が、まるで四角いブロックをいくつも並べたような形になっている。
「すげえな……」
と、しばらく眺めてしまった。
一通り見たところで、そろそろ戻ろうと思った。
すると、さらに先に「象の鼻」というスポットがある。
象好きとしては、
「これは行かないといけないだろ」
ということで、そこへ向かうことにした。
ただ、ここからが結構きつかった。
道自体は石階段としてちゃんと整備されている。
それでも高低差があるし、階段も歩きやすいわけではない。
「結構辛いな……」
と思いながら、なんとか進んでいく。
そして、象の鼻と呼ばれている岩を発見。

自然が作り出した造形物だ。
正直、
「確かに、見えなくはない」
という感じ。
でも、こういうものを見ると、昔の人が星空を見上げて「これは○○座だ」と名前をつけていった感覚に少し似ている気がする。
自然の形に何かを見出して、名前を付ける。
そういう人間の想像力みたいなものを感じた。
もちろん柵は設置されている。
ただ、物を落としたり、足を滑らせたりするリスクを考えると、あまりギリギリまで近づく気にはなれない。
少し離れたところから写真を撮る。
そして、また階段を登って戻る。
これが結構きつい。
なんとか上まで戻り、七ツ釜は一通り見終わった。
杉ノ原放牧場
お昼までまだ時間があったので流れで杉ノ原放牧場へ向かう。
正直、ここに訪れたのは若干後悔した。
まず、道が狭く車のすれ違いがほぼ不可能な道を通らないといけない点。

そして、おそらく工事か何かをしていて、展望台に近づいていいか分からない点。

この2点のことから行くのは難しいし、行っても遠巻きにしか写真が撮れないからだ。
よくわかってなかったので、私は行ったが人にはおすすめしない。
でも、見晴らしはいいし、牛はいるし、海風も感じられる。
一応聖地であることから、多少は楽しめると思う。
ちょっと愚痴っぽい内容だが、それほど印象が薄いわりに行くのが厳しいのだ。
昼食 呼子イカ定食
少し早い時間ではあったが、朝ごはんをちゃんと食べていなかったこともあり、次の目的地へ向かう。
目的は、呼子のイカ。
せっかく呼子まで来たのだから、やっぱりイカを食べたい。
呼子の朝市周辺まで車を走らせ、「河太郎」に入った。

本当は今回、イカの活き造りを食べたかった。
ただ、自分が九州へ来る前後は台風が近づいていたこともあり、今回は活き造りを提供できないとのこと。
店員さんから説明を受け、今回は冷凍のイカになるということだった。
少し残念ではあったが、
「せっかくここまで来たんだから、イカを食べよう」
と思い、イカの定食を注文した。
出てきたのは、イカの刺身、イカの天ぷら、吸い物、ご飯、いかしゅうまい、そして柑橘系のゼリー。

値段は2,800円ぐらいだったと思う。
刺身はかなり量があって、一人で食べるには十分。
冷凍ということもあり、「これが本物の呼子のイカだ」と言っていいのかは分からない。
それでも、イカの風味や食感はしっかり感じられて、とても美味しかった。
波戸岬
次に向かったのは波戸岬。
ここには恋人たちのモニュメントやハートマークのようなものがあり、ゾンビランドサガのMVにも登場していた場所だった。
波戸岬に到着。
海の上にある展望台にも行けるようだったが、入場料が一人1,000円ほど。
今回はそこまでして行かなくてもいいかなと思い、見送った。

駐車場は、波戸岬により近い有料駐車場と少し歩く必要がある無料駐車場がほぼ並ぶように用意されていた。
事前に調べていたので、今回は無料駐車場へ。
車を停め、海の近くを歩いていく。
恋人のモニュメントがある場所ということもあって、周囲には家族連れやカップルが多い。
そんな中、一人でタイミングを見計らって写真を撮る。


人が少なくなったところで、モニュメントもしっかり撮影。
その後は波戸岬周辺を少し散策した。
特別に何かをするわけではないけれど、海のそばを歩いているだけでも楽しい。
呼子からここまで、ずっと海を感じながらの移動。
やっぱり海の近くに来るとテンションが上がる。
おつまみギャラリー伊万里
次に向かったのは、伊万里にある「おつまみギャラリー」。
ここも『ゾンビランドサガ』に関連する場所ということで、せっかく佐賀まで来たので立ち寄ってみることに。
『ゾンビランドサガ』では、アニメの途中に「アイキャッチ」と呼ばれる短いイラストが入りこのお店は、そのアイキャッチにも登場した場所。
お店の外観にはゾンビランドサガとのコラボ装飾があり、アイキャッチで使われた画像なども貼られていました。



「染まってるなあ」とニヤニヤ思いながら、まずは外観を写真撮影。
そのまま店内へ入ってみると、ゾンビランドサガ関連の商品やセットなどがいろいろ置かれていました。
アイキャッチに登場したものなどもあり、ファンなら見ているだけでも楽しめそうな感じでした。
今回はゾンビランドサガコラボ商品でなく、個人的に食べたいものをチョイスし購入しました。
買ったのがエビ、さきイカ、わさびさきイカのおつまみを購入しました。
お店の一角にはゾンビランドサガのコーナーもあり、「写真を撮ってもいいですか?」と聞いてみると、快くOKをいただけましたので写真を撮ることに。
そこで少し写真を撮らせてもらったのですが、置いてあったのは単なるコラボグッズではありませんでした。
お店の方の私物とコレクションや、自作したと思われるフィギュアなども並んでいました。
これを見て、なんだかちょっと嬉しくなりました。
「客寄せのために置いている」というより、本当にゾンビランドサガが好きな人がいるんだな、という感じが伝わってきました。。
こういう“好き”が伝わってくる場所って、個人的には結構好きです。
外観や店内の写真もいろいろ撮らせてもらい、満足したところでお店を後にしました。
メルヘン村
ここは今回の旅行の中でも、良い意味で「問題のある」場所でした。
おつまみギャラリーから車を走らせて到着すると、まず驚いたのが人の少なさ。
土曜日だったと思うのですが、「本当に土曜日か?」と思うくらい人が少ない。

そして「メルヘン村」という名前から想像するような、明るくてキラキラした遊園地とはちょっと違う。
看板などはかなり年季が入っていて、ところどころに独特の雰囲気があります。
決して手抜きというわけではないんですが、なんというか、ホラーゲームに出てきそうな雰囲気。

「これが例のメルヘン村ですか……」
と、良くも悪くもかなり衝撃を受けました。
入場料は1,200円。
料金を払って中へ入ります。
まず向かったのは動物コーナー。
ウサギやリス、インコなど、いろいろな動物を見ることができます。
こういう昔ながらの遊園地に動物コーナーがあるのも、なかなか味があります。
しばらく動物を眺めながら、「こういうの子どもの頃だったら楽しかっただろうな」と思いつつ、次へ向かいました。
そして、メルヘン村に来た一番の目的の一つが、ドングリス。
日本一の大きさを誇るというリスのモニュメントで、『ゾンビランドサガ』のアイキャッチにも登場し、映画では破壊された場所としても登場しています。
実物を見ると、やっぱりデカい。

そして、なぜかドングリスだけ妙に綺麗に整えられている。
「なんでこいつだけ優遇されてんだよ」
と、ちょっと思いました。
もちろん冗談ですが、それだけメルヘン村の象徴的な存在なんでしょう。
続いてアトラクションを見て回ります。
テントウムシ型のコースター、小さな観覧車、汽車など、まさに「昔ながらの遊園地」といった感じ。
奥にはプールもありました。
子どもの頃に来たら、普通に一日楽しめそうです。
ただ、20代の男性が一人で来て乗るには、なかなか勇気がいる。
「これは子ども連れだったら絶対楽しいだろうな」と思いながら、今回は乗らずに見て回りました。
そして、このあと遊具コーナーへ向かおうとしていたところ、思わぬイベントに遭遇しました。
トランポリンコーナーのところで、何やらライブをやっていました。
どうやら毎週土曜日に、午前と午後の2回、メルヘン村のテーマソングを歌っている方のライブが開催されているらしい。
その曲が、
「どんどんどんどんドングリス、どんどんどんどんドングリス」
という、妙に中毒性のある曲。
まさかメルヘン村に来て、実際にこの曲を生で聴くことになるとは思いませんでした。
せっかくなので立ち見でライブを見学。
ドングリスとの写真撮影も行われていて、みんな楽しそうに写真を撮っていました。


歌っている方の物販などもあり、なかなか面白いイベントでした。
ライブを見終わったあとは、最後に遊具コーナーへ。
ボールプールなどもありましたが、基本的には子ども向けの遊具が置いてあるエリア。
一通りぐるっと見て回りましたが、滞在時間は2~3分くらいだったと思います。


さすがに一人で遊ぶわけにもいかないので、そのまま出口へ。
本当にこれでメルヘン村でやることがなくなりました。
車へ戻って、メルヘン村を後にします。
中のアトラクションにはかなり味のある、アンティーク感のようなものがありました。
一方で、入口の券売機ではクレジットカードが普通に使えたり、受付やトイレなどは意外と現代的だったりする。


そのギャップも含めて、かなり独特な場所でした。
「メルヘン村」という名前から想像する場所とは、ちょっと違う。
でも、だからこそ一度行ったら忘れられない。
そんな場所でした。
新湯広場・嬉野温泉公園
メルヘン村を出た後は、宿泊先である嬉野へ。
ホテルにチェックインした後に、ホテルの温泉に入り一息ついたところで散策に出かけました。
向かったのは新湯広場と嬉野温泉公園。ここは「愛」と「純子」のマンホールのある場所です。
新湯広場は大きくはないもののシーボルト湯を塩田川をはさんで見れるスポットで見栄えがいいです。
そして「純子」のマンホールもある。最高です。


道なりに進み「おんせんばし」を渡り嬉野温泉公園へ。来るたびに思いますがここはコンセントが用意されている公園でだいぶ進んでるなと毎回思います。
そんなことを思いながら進むと「愛」のマンホールがあります。
もうだいぶ色落ちしてしまっていますが、それはそれで味があるように感じてしまいます。
好きだから故の盲目さを自覚します。


佐賀県は「ゾンビランドサガ」のほか「ロマンシングサガ」も巡礼用のタイルなどもあり、これを探すのも楽しいです。


風月堂
アニメ1期で登場した洋菓子、ケーキ屋さんです。
今まで訪問したことがなかったので、今回初訪問です。
夕食後に食べるように、シュークリームと丸ぼうろを購入しました。

豊玉姫神社
風月堂で買物をした後、訪れたのがアニメ1期で登場した豊玉姫神社です。

ここは美肌関係が強い(この表現が正しいか分かりませんが)神社です。
お賽銭を入れてお参りした後に、白なまずに水をかけて美肌を祈願しました。

巡礼中は日差しに晒されることが多いので少しでも私の肌が日差しに打ち勝ち美しいままを保てるように。
そんなこんなしているうちに18時ごろになったのでご飯を食べにお店に向かいました。
カフェモカ
次は『ゾンビランドサガ』一期にも登場した「カフェモカ」へ向かいました。

店内にはゾンビランドサガ関連のグッズがいろいろ置かれていて、いかにも聖地という雰囲気。
今回は、たらこスパゲッティセットとミルクセーキを注文しました。
すると店員さんから「セットということでよろしいですか?」と聞かれ、「セットにすると100円安くなります」とのこと。
「あ、それならお願いします」と答えたところ、
「セットで、と言ってください」
とのこと。
「あ、はい。セットで」
……という感じのやり取りがありました。個人的には少しだけ言い方がキツイかなと思ったり思わなかったり。
まあ、決まったルールがあるんだろうなと思い、そこはそのまま注文。
すると今度は「あなた、ゾンビィの方ですか?」と聞かれました。
私が、「はい」と答えると「祭壇、用意しますか?」と聞かれました。
祭壇ってなんだ?とんでもなくお店を広げられたら困るな、と思い今回は断りました。
正直少し恥ずかしいところもあったので。
その後、「ちなみに、ここって写真撮ってもいいですか?」と聞いてみると、原則として店内の写真撮影はダメ。ただし、ゾンビランドサガ関係であれば撮影しても良いと言われました。
さらに、店内には布で隠された「秘密の祭壇」のようなものがあり、これは食事が終わった後に公開するとのことを言われました。
なんだかいろいろ仕組みがあるな……と思いながら、まずは料理をいただきました。
サラダ付きのたらこスパゲッティを食べ、ミルクセーキもいただく。
その間にも、台湾から来たと思われるお客さんがやってきて、店員さんがゾンビランドサガについてかなり詳しく説明していました。
「この席にはこの声優さんが座った」とか、「交流ノートがこれだけあって……」とか。
そのお客さんは祭壇を準備してもらっていたので、そこで祭壇とは何だかを確認することができました。
自分の食事が終わり、「ごちそうさまでした」と伝えると、いよいよ秘密の祭壇を開けてもらうことに。
祭壇を開けてもらい、写真を撮影。









最後にはゾンビランドサガの映画関連のチラシもいただきました。
店員さんから「いろいろルールが多くてすみませんね」と言われましたが、こちらとしては「いえいえ、全然大丈夫ですよ」と返しました。
もちろん、お店にはお店のルールがあります。
ただ、実際に訪れてみると、注文の仕方や写真撮影、祭壇の扱いなど、思っていた以上に細かいルールが多い。
推測ですが、おそらく過去に、聖地だからといって注文せずに写真だけ撮って帰ってしまう人など、いろいろあったのかもしれません。
だからこそ、店側としてもルールを明確にしているのだと思います。
ゾンビランドサガのファンとして一度訪れてみたかった場所なので、実際に行けたことには満足。
ただ、否定的な意味ではなく、ちょっと人を選ぶタイプのお店なのかな、という印象は残りました。
本当に若干ですが、不愛想というか、圧があるというか、言い方がキツイというか・・・。
少なからずゾンビランドサガで繁盛している部分もあると思います。そういう人が増えて地元の方の憩いの場というところを阻害してしまっているのかもしれませんが、もう少しマイルドにしてもらえると後味が良かったかなと。
もちろんこれは私の主観で感想なので、そうでないと感じる方がいることを否定もしません。私のガラも少し悪かったりもしたでしょうし。
ただ、個人的には「一回行けば十分かな」という感じでした。
蒸し湯
食後は無料で開放されている蒸し湯に入りました。
蒸し湯は温かくいつまでも居れるようなそんな場所でした。

足湯もあり、使わせていただきましたが、蒸し湯と比較するとびっくりするほどぬるかったです。
もう少し温かければと思ったりしました。

ご当地マンホール
嬉野

武雄

感想
3日目は佐賀を北から南に横断した日でした。
自然を堪能し、食を楽しみ、温泉で癒されたそんな1日でした。
特に唐津市にあたる呼子や波戸岬は「すきっちゃん!からチュッ」のMV場所であり、写真は撮れなかったが、ここMVの場所じゃんなど気づきが多く非常に楽しめました。


